ドリームホース共有クラブは、「名馬たちの血とロマンを未来につなぐ」という想いから生まれた、参加型・共有型の馬主クラブです。
一頭の競走馬を複数のメンバーで共有することで、馬主という夢をより身近に、現実的に体験できる仕組みを提供しています。
高額な費用や専門的な知識が必要だった従来の馬主スタイルとは異なり、少額からの参加が可能で、初心者の方も安心してご参加いただけます。
本クラブでは、代表馬主が厳選した所有馬を順次共有化。血統背景や個性、将来の繁殖価値などを見極めた馬を中心に、競走生活から引退後までのストーリーを共に応援し、見守っていくことを大切にしています。
また、競走馬の共有だけでなく、馬を応援するファン向けのファンクラブ的な関わり方もご用意。
「一口馬主までは難しいけれど、馬を応援したい」「名馬の血を未来に残すプロジェクトに共感している」そんな方にも開かれた場です。
設立の理念
受け継がれる命、広がる夢、育まれる絆
ドリームホース共有クラブは、かつて人々を魅了した名馬たちの希少な血統を未来へ残すことを使命とし、その“血”と“想い”を次世代へつなぐために生まれました。
一頭の馬の誕生からレース、そして引退後の繁殖や余生に至るまで、物語のすべてを仲間と共有し、共に支え合う新しい馬主のかたちを目指します。
経験や資金の有無を問わず、誰もが無理なく参加できる“開かれた仕組み”の中で、感動とともに健全な収益も得られる構造を築き、馬と人、そして社会がつながる豊かな循環を育てていきます。
ただ馬を所有するのではなく、
命の価値を見つめ、未来へ手渡していく――
それが、私たちドリームホース共有クラブの理念です。
ドリームホースクラブ設立の想い
子どもの頃、私はテレビの向こうで走る名馬たちに心を奪われました。
勝利の瞬間の歓声、伝説となった血統の系譜、そして何より、一頭の馬に人生をかける人々の姿――。
そのすべてに、胸を熱くし、いつか自分も「馬とともに夢を見る側」に立ちたいと願ってきました。
しかし、現実は甘くありませんでした。
馬主という夢を一人で追い続けることの難しさ、経済的な壁、情報の壁、そして孤独。
どれも私にとって高く、重く、何度もあきらめかけました。
けれど、ある時気づいたのです。
「この夢は、一人で追いかけるものじゃない」と。
同じように名馬に憧れ、馬を愛し、血統の価値を信じる仲間たちと手を取り合えば、きっと夢はもっと身近になる。
そしてその夢は、競馬の勝ち負けを超えて、“命をつなぐこと”にも意味を持つのだと。
そんな想いから生まれたのが、ドリームホース共有クラブです。
このクラブでは、名馬たちの希少な血統を受け継ぐ馬たちを、仲間とともに所有し、応援し、次世代へと命と物語をつないでいきます。
単なる一口馬主ではなく、「ともに見守り、ともに支え、ともに語り合う」ことを大切にしながら、
経済的にも無理なく、感動と成果のどちらも分かち合える“持続可能な仕組み”を目指しています。
かつて憧れた馬の血を、いま、私たちの手で守り、育て、未来へ託す。
それは、子どもの頃に見た夢の延長線上にある、大人たちの本気の挑戦です。
代表からのメッセージ
Message
夢の続きを、共に走る仲間たちへ。

ドリームホース共有馬主クラブ
代表 高木 毅
皆様、はじめまして。ドリームホース共有馬主クラブ代表の高木 毅です。
この度は、私たちのクラブに興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。
1991年の宝塚記念――名実況・杉本清アナウンサーはこう叫びました。
「今年もあなたの、私の夢が走ります。あなたの夢はメジロマックイーンか、ライアンか、ストーンか。私の夢はバンブーです。」
夢であったバンブーメモリーは最下位入線の惨敗でしたが、このフレーズは今も多くの人の心に生き続けています。
私が競馬の世界に強く惹かれたきっかけ――
それは、地方競馬から現れ、瞬く間に全国のファンを魅了した名馬・オグリキャップの存在でした。
子供の頃、憧れの馬に夢を重ね、いつか自分が馬主になり、世界中の競馬場で自分の馬が駆け回る姿を思い描きました。
けれども、華やかな舞台の裏側で、“名馬”と呼ばれた多くの馬たちが静かに人々の記憶から消えていく――そんな現実を目の当たりにしてきました。栄枯盛衰は世の常かもしれません。
しかし、私を魅了してくれた馬たちの血や物語が、このまま途絶えてしまうのは、あまりにも寂しい。
だからこそ、勝利にこだわりながらも、夢をくれた馬たちの子どもたちと共に歩み、その価値を味わい、未来へつなげていきたい――そんな想いが、私の馬主としての原動力になっています。
その想いから、オグリキャップの血を未来へつなごうと奔走した日々もありました。
しかし、たった一頭の馬を生み出すためにかかる費用、繁殖や育成の難しさ、“不受胎”という厳しい現実……理想と現実の間には、個人で乗り越えるにはあまりに高く厚い壁がありました。うまくやれない葛藤で苦しみ、多くの人々も傷つけたこともあります。
自分の力では、一頭ずつしか守れない、いや一頭ずつでも厳しい――そう痛感し、一人で抱え込んでも、経済的にも精神的にも限界を感じるばかりでした。ただ、それでも、夢を諦めたくはない。
“私の夢の続きは――”
“私の夢の続きは――”
たどり着いた一つの答えは、「一人で背負うのではなく、同じ想いを持つ仲間と夢を分かち合い、力を合わせて進むこと」でした。
私ひとりでは1頭を守るのも精一杯。でも、20人の仲間が集まれば、1頭を支える余裕が生まれ、もっと多くの挑戦も可能になる。
余裕があれば、その1頭にいろいろな対応もできる。喜びも増える。
これこそが、これからの競馬の新しい楽しみ方だと、私は確信しています。
1791年に創刊されたジェネラルスタッドブックに乗っている馬をサラブレッドと言われるようになり、その直系牡馬は、ダーレーアラビアン、バイアリーターク、ゴドルフィンアラビアンという三大始祖になってしまいました。
最も古いバイアリータークは1679年生まれとされ、2025年現在からみると346年前になります――人の夢と情熱がつないできた奇跡の歴史です。
それほど貴重な血脈ですら、今や失われつつあるという現実があります。
競走馬は「夢」と「経済」を両輪にして走る存在です。
血統を守るロマンだけでなく、レースで勝利し賞金を稼ぐ実利を追い求めること――
“夢と現実”を両立できる競馬の楽しみ方が、これからますます大切になると私は考えています。
そのためには、一人ひとりが無理なく楽しみ、実益も得られる環境が必要です。
それこそが、ドリームホース共有馬主クラブを立ち上げた理由です。
このクラブは、名馬たちの血と夢、そして仲間との絆を“次の時代”につなげていくための、私たちの新しい挑戦です。
私の夢、それは――
オグリキャップの子孫が地方競馬から中央競馬へと駆け上がり、再び競馬界を席巻すること。
そして、時代の流れの中で失われかけた希少血統を受け継ぎ、新たな血脈を生み出し、未来へとつなげていくこと。
では、あなたの夢は――夢の続きを、一緒に見ませんか。
Dream Horseは、このような一人ひとりの馬主様が抱く夢を共有し、共に叶えていくためのクラブです。
希少血統を未来へつなぐ“夢”をただ描くだけでなく、生産から育成まで最適な環境を選び抜き、勝利へ導く厩舎を厳選し、その夢を現実にしていくことを目指します。
私自身、皆様にご満足いただける最良の選択を追求し続けることをお約束します。
この熱い思いを集めた場所――それが、ドリームホース共有馬主クラブです。
競馬を愛する皆様が、その物語の主人公になれる。
そんなクラブを、皆さんと共に育てていきたいと心から願っています。
伝説の継承と、新たな可能性へ。
私たちの夢は、今ここから、走り始めます。